2007年1月16日
戌  の  日   東 京 ・ 水 天 宮


東京にある水天宮は安産の神様です。

水天宮の歴史は古く、発祥は源平合戦の頃700年前に遡るそうです。水天宮のホームページによりますと、このお宮は平清盛の血をひく安徳天皇を祭ったもので、安徳天皇は壇ノ浦の合戦の折、船から入水し8歳という短い生涯を終えました。その後、この合戦で辛くも生き残った女官の按察使局(あぜちのつぼね)が安徳天皇とその一族の霊を慰めるため川のほとりに社を建てたのが起源とされています。

このことから、当初水天宮は九州の久留米に建立されました。東京にあるこの水天宮は、江戸時代、参勤交代で江戸詰めになった大名が久留米のお社を分霊したものなのだそうです。

この日私は妻の安産祈願で会社を休んでやって来たのですが、戌の日で友引ということもあって、平日なのに人、人、人で大賑わいでした。それにしてもなぜ戌の日が尊ばれるのかと言うと、犬は子をたくさん産んでしかも安産であるということからだそうです。

写真は同じ写真をカラーと白黒で上下段に並べてみました。こうしてみると白黒写真も趣きがありますね。



NIKON D2X
AF-S Nikkor 18-70mm F3.5-F4.5 G


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